ハルホールの大航海

猫を連れての英国滞在記

交通手段の予約

交通手段の予約

渡航経路が決まったところで、一つ一つ、予約を入れていきます。

  1. 飛行機(成田→パリ)
  2. 電車(パリ→ディエップ)
  3. フェリー(ディエップ→ニューヘーブン)
  4. 電車(ニューヘーブン~)

飛行機(成田→パリ)

飛行機は、直行便が良いので、エールフランスJALANAの3択。

エールフランスは、体重8㎏までのペットを客室(キャビン)に連れていける!

www.airfrance.co.jp

 

一方、JALANAは、同じ飛行機で移動できるけれども、キャビン持ち込みは不可で、預け荷物扱い。

JAL国際線 - ペットをお連れのお客さまへ

www.ana.co.jp

 

もちろんキャビンに連れていけるほうがいいので、エールフランスに決定。

しかし、前の座席の下のスペースに入るサイズのキャリーバッグを使用することと、キャリーバッグも含めた重さが8㎏まで、という条件つき。

我が家の愛猫は巨漢(おでぶではない)なので、重さもサイズも上限ぎりぎり。いくら猫が暗くて狭いところを好むとはいえ、人間で言ったら車のトランクに閉じ込められてるみたいな感じ…。狭くても私と一緒の方がいいのか、空間的に余裕のあるケージで離れ離れになるほうがいいのか、迷いつつも、泣く泣く、預け荷物に決定。

エールフランスに電話でペットの輸送スペースを予約。ケージの寸法と、猫とケージを合わせた総重量を聞かれるので、あらかじめ計測しておいた方がいいです。預け荷物にする場合は上限75㎏までとのこと。
輸送費は、当日空港のカウンターで200USD相当の金額を日本円で支払い。

 

輸送用ケージ

IATAの規定にのっとったものでなければ受け付けられないそうです。

  • ドアは、2箇所(扉の上部と下部)に同時に鍵がかかる施錠システムのものである必要があります。(a)
  • 蝶番は扉の上部、下部を少なくとも1.6 cm超えるサイズでなければなりません。(b)
  • ケージ上部と下部は必ずボルトで固定されている必要があります。あらゆる他の施錠システムは固く禁じられています。(c)

http://www.airfrance.co.jp/common/image/pdf/ja/AVIH_checklist_111212_V2_WA_JA.pdf

 

ただし、同じエールフランスのサイトでも、ケージの固定具の指定がボルトかリベットかで記述の不一致が。多分、どちらでもいいのでしょうが…。

www.airfrance.co.jp

 

ペット用品大手のアイリスオーヤマ社は、IATA規格準拠のケージを扱っているとのこと。

www.irisplaza.co.jp

ただ、「IATA規格」の解釈が航空会社によってもケージの製造者によっても多少違うみたいなので、要確認。

 (参考)

ユナイテッド航空の場合の解釈。

https://preprod.united.com/web/ja-JP/content/travel/animals/kennel.aspx?Mobile=1

 

【追加情報】

飛行機に預け荷物として輸送するつもりでいた私の愛猫。しかし、このブログを見て、だんだん不安に。

soysdiary.blog.fc2.com


フェリーに設置された、ペットを預ける檻についた噛み跡、ひっかき傷…。

私の愛猫は、近所の動物病院に行くときも、キャリーバッグの網部分に鼻をこすりつけて鼻の頭が擦りむけることがよくあるのです。
今回の長旅で、知らない人に預けられて、ケージに閉じ込められたら、脱出を試みて爪や牙を痛めてしまうのでは…と心配になってきました。

それで、8㎏の重量制限をクリアする薄手のキャリーバッグを使ってキャビン持ち込みに変更することにしました。
エールフランスに電話して、変更を依頼。あっさり変更できました。優柔不断ですみません…。

 

ホテル(パリ)

ペット可で、翌日利用する駅の近くのホテルを予約。ペットを泊める場合、部屋のクリーニング代として6~8ユーロくらい追加料金がかかるとのこと。6~8ユーロなんて、そんな少額で大丈夫だろうかと少し心配。

 

電車(パリ→ディエップ)

フランスの国鉄SNCF)では、人間の乗客だけでなくペットの分も切符を購入する必要があります。現地で購入可能なようですが、大荷物を持ったまま窓口を探して右往左往、あるいは窓口が混雑していて電車を逃す、あるいはストライキで窓口が開いてない...などの事態を避けるため、ウェブサイトで事前購入。

 

(参考)

SNCFのペット・ポリシー

Travelling with your pet | SNCF

 

SNCFの英語版サイトでは、ペット用の切符はウェブで購入できませんと明言しているのですが、仏語版のサイトではペット用の券を購入できるようになっています。

SNCF英語版サイト

Pet tickets are not available at Voyages-sncf.com.
However, they can be purchased:

At a Boutique Rail Europe in Brussels, Cologne, Geneva, Madrid and Milan.

At an SNCF station or SNCF Boutique in France

 

tgv.en.voyages-sncf.com

 

フランス語版のサイトで買えるとの情報。

http://www.dogjaunt.com/2013/10/buying-a-tgv-train-ticket-making-a-reservation-for-your-pet-dog-confusing-differences-between-french-and-english-sncf-voyages-sites/

 

このサイトの情報を基に試してみたら、愛猫の分の切符も買えました。フランス語はよくわからなくてもどうにかなりました。

それより問題なのは、SNCFのサイトで日本発行のクレジットカードが使えないことがよくあるらしいということ。私のカードもはじかれて、おかしいなあ、と思いながら同じカードで3回試したら、なぜか3回目で購入できました。理由は全く不明。

(参考)

列車 よくあるQ&A Q041 [フランス・ツーリズム旅行情報局]

 

ウェブで購入した時、できればPDFでそのまま切符を発行したかったのだけど、その選択肢が出てこなくて、予約時に使用したクレジットカードを使って現地で発券することに。この場合、当日駅で黄色い自動発券機で発券するみたいなのですが、またクレジットカードがはじかれたりしたら嫌だなあ、と今から心配。

(参考)

SNCFの黄色い自動発券機の使い方

http://easytravel.sakura.ne.jp/euro_transport/sncf_machine.shtml

tdrnavi.jp

 

フェリー(ディエップ→ニューヘーブン)

こちらは特に引っかかることもなく、愛猫の分も併せてチケットをウェブ上で購入。

フェリーでは人間用に個室を予約できるとのことですが、日中の便なので予約せず。免税店、レストランなどが充実しているようなので、4時間の航行はあっという間に過ぎるものと思われます。

この路線は昼12時、18時、夜12時ごろ発で1日3本。

ちなみに、車なしの乗客がペットを連れている場合、そのペットは航行中、フェリーに設置されているケージに収容されることになっているそうです。

ディエップ⇔ニューヘーブン路線のフェリーには、1匹分のケージしかないので、車なしでペット連れの乗客が同じフェリーに2人以上同乗した場合、予約が先に行われた人を優先するとのこと。

ウェブでチケットを入手できたら、フェリー会社に連絡して確認した方がよさそうですね。

 

www.dfds.com

 

(参考)

フェリーでフランスからイギリスへ移動された方のブログ

ogawa1935.jugem.jp

フェリーでイギリスからオランダへ移動された方のブログ

london.navi.com

 

 

電車(ニューヘーブン~)

入国審査、通関、検疫にどれくらい時間がかかるかわからないので、予約できないな…と思っていたら、時間に縛られないタイプの切符(Anytime Tickets)がウェブ上で購入可能。フランスの鉄道と同じで、駅の自動発券機で切符を回収するパターン。

 

Southern Railwayのサイト

www.southernrailway.com

 

イギリスの国鉄の場合は、ペット用の切符は不要だそうです。

 

(参考)

イギリスの国鉄のペット・ポリシー

Passengers may take with them, free of charge and subject to conditions below, dogs, cats and other small animals (maximum two per passenger) provided they do not endanger or inconvenience passengers or staff.

www.nationalrail.co.uk

 

Southern Railwayのペット・ポリシー

www.southernrailway.com